― 伝統と現在のライフスタイルを結び、 家族・友人・大切な人への想いを結ぶ ―
さわるツガルヌリの誕生から約1年。 プロダクトデザイナーとのコラボレーションにより、 「結ぶ」をテーマにした新シリーズが誕生しました。
ゆいぬり。
これは「職人の手技で、人と人が結びつく製品をつくりたい」 という想いから生まれた名前です。 ゆいぬりは、伝統を大切にしながらも、新しい可能性を追いかける私たちの挑戦です。
お手にとられた方がゆいぬりを通じて、忙しい毎日の中だとつい忘れてしまいがちな、心のつながりを感じる瞬間に出会っていただけたら、こんなにうれしいことはありません。
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<さわるツガルヌリ>
中身を入れて完成する、万華鏡のような津軽塗。使う人のアイディア次第で変化するデザイン。グラス類はいろいろな色の飲み物を入れてオリジナルの色の組み合わせを楽しめます。
津軽塗(唐塗)の独特な模様を表現するのに欠かせない工程「仕掛」。この「仕掛」を施した直後には、塗を仕上げてしまうとわからなくなってしまう独特な手触りがあります。
「さわるツガルヌリ」は、この仕掛の特徴に着目し、津軽塗の工程ならではの漆の手触りを「さわって楽しむ」をコンセプトに誕生した当社完全オリジナルの商品です(商標登録済)。凹凸が手に馴染みますので、「すべりにくい」という実用性も兼ね備えています。
また、透明な素地に加飾した商品については、隙間の透明部分を活かし透明な液体を入れると、奥の模様が拡大して万華鏡のように模様が一層引き立つようにデザインされています。さらに、色付きの液体を入れると色の組合せで様々な表情に変化させることが出来ます。
漆器というと高級な雰囲気で重厚な色合いのものが基本ですが、この「さわるツガルヌリ」は透明なガラス等との相性も良い明るく・さわやかな雰囲気で今までの漆器のイメージを覆すものに仕上がっています。一見して津軽塗とは思えない、しかし津軽塗の要素がしっかりと盛り込まれています。