伝統工芸津軽塗

時代に合わせて成長を続ける伝統工芸。
300年前に津軽が生んだハイカラな和モダン。

それが津軽塗です。

 

 江戸時代より、およそ300年の歴史を持つ津軽塗。
津軽塗は、津軽藩第四代藩主「津軽 信政」公の時代に、漆匠「池田源兵衛・源太郎」親子によって創作されたと伝えられております。別名”馬鹿塗”とも呼ばれ、その独特の模様を作るため、漆の塗り重ね、研ぎ出しを何度も繰り返し、約50もの工程を経て、ようやく完成します。

 

なかでも代表的な「唐塗七々子塗紋紗塗錦塗」の四つの技法を用いたものが、経済産業大臣により「伝統的工芸品」として指定されております。

 

また、伝統的な塗が注目されがちですが、津軽塗は実はデザインの自由度が極めて高く、これらの伝統技法を応用することで、漆の持つ日本美を活かしつつ、新たな塗・色・デザインを作り出すことが出来ます。

 

たなか銘産では、古典的な技法を守る一方で、「時代に合わせて変化させていくことこそ伝統」と捉え、
積極的に新デザインの開発を行っております。