「透ける津軽塗」を開発しました(特許出願済)

300年の歴史を持つ津軽塗に、新しい表現が誕生しました。

透過性をもつ漆素材“透漆(すきうるし)” 。
この素材を研ぎ出し変わり塗に応用することで、
光を透過する独自の漆表現「透ける津軽塗」を開発いたしました。
(特許出願済、出願番号:特願 2023-17435)
 
光源を近づける前の見た目は、従来の津軽塗の美しさのままでありながら、
光源を近づけると透漆部分が光を透過し、
幾重にも漆の塗り重ね・研ぎ出しを繰り返した職人の手技、
さらに津軽塗が持つ奥行きや立体感をより視覚的に楽しむことができます。
 
螺鈿を用いたものは螺鈿部分も光を透過するため
貝殻が満天の星々のように煌めき、
津軽塗独特の模様の光表現とあいまって、本技法ならではの美しさを奏でます。 
その美しさを最大限に引き出すため、
塗厚の調整や安定した製造には熟練の職人でも高度な技術が必要とされ、
構想から技法の確立、商品化までは約10 年の月日を要しました。
数ある漆芸において、幾重にも漆を塗り重ねては研ぎだす技法“研ぎ出し変わり塗”の津軽塗だからこそ成しえる唯一無二の表現であり、漆表現の新たな扉をひらく表現技法です。
 
「透ける津軽塗」は、
津軽塗を作りつづけて百数十年が経過し、
創業から75 年以上の実績をもつ“津軽塗たなか” の新しい挑戦です。
この表現を用いた見本手板、試作のフロアライトを
土手町店頭にて展示しております。
津軽塗が開く新しい漆表現の世界を、ぜひご体感ください。
 
※本技法による商品は未発売のため、オーダーメイド製造となります。
詳しくは店頭スタッフ、もしくはメール (info@tanaka-meisan.jp) にてお問合せください。
※特許庁の公開情報に順じ、公開前は技術詳細の開示・説明は控えさせていただきます。